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2008年1月のアーカイブ
パワーポイントのスライドショーをリッチ化して共有できないものか
- 2008年1月25日 11:57 AM
- 所感
これって以前にも似たようなこと書いたなあ。
いえ、出羽ブログさんとZAPAブローグ2.0さんで公開しているFlex入門のスライドを見ていて急に思ったのですが、パワーポイントのスライドショーをアニメや音声を再現して、さらにプレゼンテーターの声や映像を同期させるようなツールってほしくないですか?
このスライドは非常にわかりやすくて、すごく勉強になるのですが、だからこそ新ためて音声を聞きたくなってしまうんですよね。
現在は動画共有サイトがもてはやされていますが、まだまだ動画を自分で作成してアップロードをする人は少ないと思うのです。まあ、こうしたFlex入門などのリテラシーの高い人が集まる勉強会は誰かしらがXactiで撮影をしてYouTubeにアップするというフローが出来上がりつつありますが。それでも、まだ少数派といえるでしょう。
しかし、パワーポイントをPDFにしてWeb上で公開することは随分前から行われてきました。最近はFlex勉強会でも使用されているSlideShareやオーケーウェイブのdocune、それとGoogleドキュメントでもスライドをFlash形式にしてブログ上に公開できるようになっています。まだ、そんなにユーザーは多くなさそうですが、わりと便利に使われていくのではないでしょうか?
そもそもパワーポイントが日々、生産しているコンテンツ量って相当なものだと思うのですよね。そのほとんどがPCのローカルに埋もれているわけですが、動画共有サイトに公開されるような個人コンテンツとしてもっと使われても良いように思います。というのもニコニコ動画でテキストと静止画を使った簡単なコンテンツを良く見かけるんですが、非常に面白いんですよね。ニコニコ動画コンテンツなんでコメントありきで面白い場合もありますが、2ちゃんねるで話題になったスレッドをコンテンツ化している下記などはYouTubeに載せても充分アクセスが集まるでしょう。
音声部分を除けばパワーポイントで充分作れてしまう中身なんですが、現状だと動画編集ソフトを利用しないとこうした動画共有サイトに載せることができない。これってもったいなくないですか?
上記で紹介したサイトはパワーポイントを公開、共有できますが、あくまでドキュメントとしてなんですよね。これを音声付で公開できるオンライン編集機能があったら非常に便利です。MP3の音源をアップするか、あるいはマイクで自分の声を録音できて、タイムラインとスライドを同期できる。そんなサイトが是非欲しい。というか作りたい。
ちょっと衝動的に書いてしまいましたが、本気でやってみたいのでご協力いただける技術者の方、連絡いただけると嬉しいです。
R25.jpリニューアルでのShared Object活用
- 2008年1月11日 4:19 PM
- ネットマーケティング
昨日、R25.jpがリニューアルされた。すべての記事を配信するというので、ここしばらく見ていないこともあり、サイトを見てみたのだが、記事の内容よりもサイトにShared Objectが使われているところに目が行った。
Shared Objectについてはこちらを参照してください。
[228630]ローカル Shared Object とは
サイトを見てみると右上に
“ヤン・エグリーン”
“レベル1”
“訪問1回”
というステータスが出ている。

私は、このサイトに登録したり、ログインをしていない。アクセスをされた皆さんにも同様に訪問回数が表示されることと思う。これはShared Objectを利用してユーザーの行動履歴を取っているから。
この機能を利用すれば個人情報を取らなくても、訪問回数のみならず、どんなコンテンツを見たのかなどをアクセスしたマシンごとに記録させておくことが可能になる。実際にR25.jpでも自分が購読したコンテンツが記録されている。

この辺の特性を受けて広告関係者が行動ターゲッティングに使えないか検討しているなどの話をちらほら聞く。まあ、行動ターゲッティングに利用できるかはおいておくとして、現実的にこの機能をサイトの“おもてなし”に使おうという試みは流行しそうな気がする。わりと“おもてなし”について言及している人が多い。
Japan.internet.com Webビジネス – SEM で実現する「もてなしの心」
第8回 「メディア化する企業サイト」おもてなしの心が大切だ:ITpro
先達が語る企業サイトの「おもてなし」精神-オンラインマガジン -ITmedia エグゼクティブ編集部-
Shared Objectを上手く使うことでこうした課題の一助になるかもしれない。
私が使ってみたいのはプロモーションサイトなどでよく使われるリッチコンテンツ。PIPなどの手法がかなり定着してきているが最近かなり違和感を感じることが多い。リッチと言いつつ、こうした動画を利用したリッチコンテンツはアクセスのたびに同じオープニングを見せられたり、いつ来ても同じ動作、同じ返答をされる。まるでドラクエに出てくる町の住人に何を聞いても同じ返答をされた時のあの感覚。
思うにリッチコンテンツはその表現方法に満足してしまっているような自慰行為が見られることが多い。この辺は関係者として反省していきたいところ。
Shared Objectはこういった問題を使いようによって上手く解決できる可能性がある。どこかで是非使ってみたいなあ。何かユーザーの行動に応じたサイト活用をするような案件があれば是非お声がけを。
2008年のWeb動画まわりを考える
- 2008年1月7日 8:30 PM
- 所感
本日より仕事始めです。
年末年始は休みが多かったのですが、最後の2日間で暴飲暴食が祟ったのか38度の発熱と吐き下しでダウンしていました。幸先があまりよくないのですが気持ちを新たに本年初エントリーです。
初エントリーということでこのブログの根源的なテーマでもあるWeb動画の動きを予測したいと思います。2007年度の動きを受けて2008年にはどんな展開が待っているのか?
昨年度はYoutubeやニコニコ動画などに代表される投稿、共有が一世を風靡しましたが今年の動きはプロ、つまりコンテンツプロバイダーたちの動きに注目です。2007年度は動画の利用方法や視聴に関するトピックがネットをにぎ沸かせました。いわばユーザー中心に進んできたと言えます。
しかしながら後半に見られるようにいくつかのコンテンツプロバイダーがYouTubeやニコニコ動画との公式契約を結んだように、コンテンツを所有する者達のマネタイズへの施策が目立つだろうと思われます。
Web動画事業には大きく分けて3つのプレイヤーが存在します。
・サイト運営者(ニコニコ動画、GyaO等)
・コンテンツプロバイダー=CP(コンテンツ提供者 プロダクションやTV局)
・サーバー事業者
事業主であるサイト運営者はコンテンツをCPから仕入れて、さらに配信費用をサーバー事業者に支払い、それを有料課金か広告費でまかなうといったビジネスモデルが常でした。コンテンツの仕入れとサーバー費を上回る課金売上なり広告費なりを稼ぐことができるサイトはほとんどなく、それ故に動画ビジネスは規模の小さいサイトしか立ち上がらなかったのです。広告モデルで大規模サイトに挑戦したGyaOも苦戦を強いられています。
しかし、昨年度はそのCPをすっ飛ばして個人があげたコンテンツを共有して楽しむサイトのトラフィックが急成長を遂げました。規模が小さすぎてあまりCPも本腰を入れていなかった動画配信ですが無料であれば人が集まることが実証されました。皮肉なことに彼らの手をまったく介さずに配信が進んでしまっています。
これを受けて、著作権侵害を主張しコンテンツを削除する一方、公式にコンテンツのトレーラーなどを提供するなどの施策を行い始めています。また、YouTubeがアップロードユーザーへの広告分配を始めるなどのトピックを見ても環境は整ってきていています。CPとしては本格的にWebでのマネタイズを検討していく時期に入っていることを認識しているはずです。
それが広告なのか、それともAmazonやiTunesなどでの有料配信なのか、あるいは違うモデルになるのかは今年いっぱいかけて追いかけていくつもりです。
それともうひとつ注目したいのがライブ配信についてです。UstreamやStickamのような無料で誰でもライブ配信できるサービスの出現により名まで映像情報を配信することの敷居が随分下がりました。ちょっと前までえらい労力だったんですけどね。
実は1年位前まではライブ配信はもうないなと思っていました。というのは共有型のサイトが出現するに当たり、ビデオオンデマンドの利点が余すことなく生かされることになり意味合いを失うだろうと考えていたのです。しかしながら私の予想を反してライブ配信の案件は世の中全般的に増えています。
これはリアルタイムで感情を共有することがユーザーにとって大きな魅力があることを表していると思います。Twitterなどの同期間隔が短いサービスが受けるのもこうした要因があるんじゃないですかね。
考えてみれば時間と場所に寄らずにコンテンツを共有できることがWebの強みであるわけですが通信の根本はリアルタイムで意思疎通を図ることにあると思います。そこにユーザーが気づき始めたのではないでしょうか?
同期といえばニコニコ動画のヒットの理由に擬似同期があげられています。あの共有感を時間もろともに共有することは今までにないインパクトをユーザーに与えることができるはずです。
悲しいかな、現状では仕組み上、同期できる人数が限られてしまうのですが。それでもニコニコのような擬似同期と併用することで共有感を高めていけると思います。
長々と書きましたが、私としては昨年度はユーザーの動きに注目していました。今年の動画配信周りはユーザーよりも、マネタイズを前途としたビジネス事業者の動きに注目していきたいと考えています。
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