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2007年11月のアーカイブ

ウェブコミックのチカラ

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  • 2007年11月30日 8:26 PM
  • 所感

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巷で話題になったプロモーションを展開していたジャンプスクエアが売れてマンガから離れていた潜在ユーザー層を発掘したと話題になっているけど、考えてみれば、こうした潜在ユーザーってまだまだいそう。最近はジャンプスクエアのような手法や過去の人気漫画の続きを出したりといったマンガ全盛の頃の世代を掘り返す施策が目立つ。過去のデータを見るとある程度理にかなっているんでしょう。
図録▽コミック誌発行部数ランキング
コミック誌の部数水準
それにしても昔のマンガの部数はものすごい。週刊少年ジャンプはで600万部もある。それがいまや半分以下に落ち込んでいる。ブックオフなどの古本流通の発達やネット上での不正流通等の原因もあるのだろうけど、脈々と続いている少年誌、青年詩というようなカテゴリの分け方も時代に即さなくなっているのかもしれない。
業績が悪くなると目先の売上にとらわれすぎて、一時の流行に乗っかった作品が量産され、全体的に作品自体の品質が下がり、市場がさらに縮小する。こうしたスパイラルはどこの業界でも一緒ですね。
市場自体は不振にあえいでいますが、マンガ自体は映像とほぼ同等の情報量を盛り込みつつ、短時間でそれを伝達できるきわめて優れた表現方法です。最近はネット上では動画が注目されていますが、マンガというコンテンツももっと流通しても良いのではないかと思います。
実は出版社を介さずに注目されているオリジナルマンガはすでに流通しています。
http://passionate1842.web.infoseek.co.jp/manga.htm
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51147659.html
http://ameblo.jp/yohsuken/
この辺りは話題になっているようで実際に書籍化されているものもあります。雑誌に掲載される以外に発表の場を持つことが難しかった埋もれているマンガがネットでクローズアップされることにより新たな市場が形成されるかもしれません。ケータイ小説と同じように。
今日、話題になっていたこれ、
アサメグラフ ジョジョの奇妙な冒険総合特集3 1~4部編
MAD動画と同様で既存のコンテンツを利用した再創作ですが非常にウケる。こういうものは昔からあったわけですが面白さを再認識しています。
この面白さをウェブキャンペーンで利用してみたいものです。そのまま提案したら広告主からは今更感をもたれてしまうかもしれませんが。
以前にも取り上げたクチコミックみたいな物にインタラクティブな要素を交えて見たら面白いのでは?

画面共有型キャンペーンサイト

過去にもTOYOTAのIstで画面を共有できるキャンペーンサイトがありましたが、同様のサイトが同時に二つもオープンしています。
UNIQLO_GRID
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Pocky Board ver2 | Pocky Street
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“共有”という言葉はWebキャンペーンの中では随分使われるようになりましたが、以前は感想や自分のリアクションを共有する意として認識していたように思います。最近ではWebコンテンツの進化を受けて、リアルタイムにその時間を共有することも意味に含められるようになっています。
Ustreamによるライブ配信やニコニコ動画における動画上の時間軸を共有する楽しみ方などは最近の“共有”における最たる事例といっても良いでしょう。この場合、ユーザーにとって“情報”を共有するというよりは“感情”を共有する色合いが強く、自分の気持ちが最大限盛り上がっている時に他者と感情を共有できることが楽しさの源泉になっていると思われます。
「Web上ではコミュニケーションこそが最良のコンテンツである」とよく言われますが、Webコミュニケーションは、より現実に近づいていく方向にあるのでしょうね。
ちなみにPokey Streetは画面共有できる仕組みとしてFlashMediaServerを使用しているようです。こうしたニーズは今後も増えていくでしょうから、Video配信以外のFMS需要は伸びていくのではないでしょうか?

カテゴリ特化型サービスの可能性

「ZOZOTOWN」のスタートトゥデイ、12月11日にマザーズ上場へ:ニュース – CNET Japan
ファッションに特化したECサイト「ZOZOTOWN」。
ECサイトにはなかったカッコいいデザインという要素を取り入れユーザーの支持を集めました。それまで楽天等のECモールにはイメージが合わず出店を見合わせていたブランドもこぞって参加しファッション関連では一大市場となっています。
カテゴリに特化することで新たな市場を開拓していく事例はありましたが、サイトのコンセプトを際立たせることで大きな成長を遂げたことは注目に値します。
既存のネットビジネスが寡占市場となっていく中、このような成功事例を見ると、まだまだ隙間があるなと感じます。
そういった傾向を踏まえてカテゴリに特化したサイトが増えていますが、特化していくことでユーザーの注文も厳しくなります。機能やコンセプトが総合ポータルと変わらないのであれば、サイトの陳腐さが露呈しユーザーが離れていくことになります。安易に参入すると痛い目をみるかもしれません。私もSNSが竹の子のように立ち上がった頃、特化型SNSをいろいろ考えたものですが、実際にやっていたら失敗していたでしょうね。
しかしながら、やってみたいカテゴリーがひとつありました。「釣り」です。
ネットの中では意外と有力サイトがないのですが、実は趣味の分野ではゴルフに次ぐ市場規模があります。私は釣りをするわけではないのですが、やっている友人から話を聞くとニーズがありそうと感じていました。常々、こんなサイトにしたらどうだろうと、ひとり妄想に勤しんでいたのですが、つい先日ニフティから似たコンセプトのサイトがリリースされています。
つり情報サイト:@niftyつり
ネットの釣りサイトではナチュラムが有名ですが釣果やポイントを共有するようなサービスはあまり見ませんでした。niftyのサイトは私が考えていたものに近い感じ。今後どう展開していくか楽しみです。
こうした市場はまだまだあるはずで動画サイトにも同じことが言えます。そもそもビジネスモデルとして成功事例が少ない分野でさらにカテゴリを特化してどうするんだと指摘されそうですが、だからこそ可能性があると思っています。中身は秘密です。

俺ブが面白そうなので参加してみる

今日のニッパウの小越さんの「俺が好きなブログバトン」に参加してみる。こういうの面白いよね。
なんとなく私のブログからは堅苦しいイメージがするそうなので、柔らか目のを交えて。
言戯3
日刊でイラストをあげているのがすごい。ほのぼのと日常の出来事を4コマ漫画にしています。最近は子供の話が多く、ちょうど自分の子供の2ヶ月先が想像できて楽しいのです。
ばーさんがじーさんに作る食卓
一応、料理好きのつもりですが自分では最近書いていないなあ。ばーさんのじーさんに対する気遣いとひとひねり効いた料理が堪らなく食欲をそそります。
So-net blog:港区赤坂四畳半社長
非常に鋭い分析と熱い感情が入った読ませる文章に魅了されています。ニコニコ動画関連のエントリーで読み始めたのがきっかけ。気がつくとブログの場所が変わっているので要注意です。
こうしてみるとブログの魅力って更新頻度が最重要だよなあと今更ながらに思います。このブログももう少し更新するようにしよう。
バトンはチミンモラスイ?のp-articleさんいかがでしょうか?

ECナビのドレミッタが目指す「動画+ポイント」モデル

数日前にECナビが動画サイトをはじめたが、ちょっと注目している。
ポイント付き動画・バラエティ動画の動画ポータルサイト | ドレミッタ [doremitta]
サイトを見るまでは正直、今更という感じだったが、実際に見てみると既存の動画サイトと少し趣が違うようだ。多くの動画サイトは将来性を見込んで立ち上げたは良いが、どう収益化を図るかという点においては不透明である。だが、ドレミッタは明確に収益モデルを確立した上での参入である。これはちょっと面白いと思った次第。
現在とられる動画サイトの収益モデルとしては以下のとおり。(システムのOEM提供などは除く。純粋にサイトでの収益)
・課金モデル(ペイパービュー、サブスクリプション)
・広告モデル(バナー広告、コンテンツ内広告、動画広告、アフィリエイト)
動画サイトといえば投稿型モデルが主流になっているが、どのサイトも収益化には苦労している。ニコニコ動画が最速のスピードで黒字化を目指しているが、他の投稿サイトがアフィリエイトと有料会員を主体とした収益モデルで黒字化することは至難の業だろう。後発であるドレミッタが安易に投稿モデルを採らなかったのは懸命だ。
ではGyaOのようなTV局型広告モデルなのかといえば、これも少し違う。広告モデルには違いないのだが、ECナビの主幹事業であるポイントモデルを踏襲しているのだ。
視聴することによってポイントを取得できる動画が存在する。現状はDVDのPVが5つほどしかないようだが、事業の収益源に副えている以上、今後ポイントつき動画は増やしていくだろう。ドレミッタで狙っていることはコンテンツその物の広告化していくことに他ならない。ナショナルジオグラフィックなどを始めとした高品質なドキュメンタリーを中心にコンテンツを集めているのは、商品説明映像、つまりショッピングチャンネルに近いコンテンツを配信して商品の実売につなげようという意図があると思われる。
実はこのビジネスモデルは目新しいものではない。元々はクリックポイントから派生した手法でFlashで作成されたCM(商品説明、宣伝)を最後まで視聴するとポイントが付与されるというもの。ゲームやアンケートなどでは頭打ちであったがFlashを利用することにより、コンバージョンが大きく伸びることになった。それを専業にしたCMサイトはこの分野の老舗といえる。ネットマイルもムービーマイルという名前でメール会員向けにFlashCMを配信するサービスを1年ほど前から行っている。ECナビもネットマイルに続いてメール会員向けサービスを行っていたと思ったが今回、動画ポータル化をした背景にはどんな思惑があるのだろう?
ポータルとしてならばCMサイトがとっている形態が正にそうであり、この分野でもドレミッタは後発ともいえるが、大きく異なるのは広告以外のコンテンツを交えているところにある。CMサイトはすべてのコンテンツが広告であり、おそらく利用者の多くはポイント取得を目的としている。コンテンツを楽しむという目的で視聴をするユーザーは非常に少数だろう。
だがドレミッタは広告のみならず、コンテンツを楽しみコメントをシェアできるコミュニケーション要素をサイトに取り入れている。仕入れているコンテンツもGyaOが仕入れるような高額なものではなく、さらに内容によってはコンテンツにスポンサードさせてポイント付与することもさらにECナビ、Buzzurlのユーザーを誘引していくことも可能であり、ポータルとして活性化できると思う。この辺のグループシナジーの生かし方は非常に上手い。
動画共有サイトはポイントと相性が良いかもしれないなあ。

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