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2007年10月のアーカイブ
企業放送局と無料経済圏
- 2007年10月31日 7:22 PM
- 動画配信
ちょっとばかりご無沙汰をしてしまいました。
思うところあり、一旦このブログをやめて新たに別の場を作ろうかと思っていたのですが、少ないながらも購読いただいている方もいらっしゃるので引続き不定期に更新をしていくことにしました。あらためてよろしくお願いします。
さて、最近、企業チャンネルとか企業放送局といった話題がいくつかありました。
MarkeZine:◎企業向け生放送番組制作サービス「企業チャンネル」提供開始
【MAZDA】MazdaLiveTV | 第40回東京モーターショー
実は私の会社でも同じようなものを仕掛けていたりします。私の会社では動画配信が業務となりますので機能やソリューションの提供がメインとなっていますが、上記の記事はユーザーとのコミュニケーションを重視しています。特にキッズプレートの記事のほうはWOM勉強会でお世話になった河野さんも参加しており、なるほどなあと納得。我々のような動画配信事業者はどちらかというと配信するという昨日に偏りがちになってしまうけど、視聴する人よりに思考していくことをもっと考える必要がありますね。
しかし、それ以上に衝撃を受けたのは二つの発表がともに無料サービスを使ってライブ配信をしていること。特にMazudaLiveTVでUstreamを使っているのは少なからず、動画配信関係者にとっては驚きであったはず。
このレベルで動画配信を行う際に現場スタッフやカメラを用意して回線、サーバーを手配すると少なく見積もっても100万円は下りません。さらに同時視聴者数が増えれば増えるほど回線費用が増大していきます。よっておのずとネットライブを行うのはある程度の規模の企業に限られていたわけです。
しかし、それと同様のことがXactiで撮影した映像をノートPCをつなげてUstreamと接続すればできてしまう。
ずいぶん前から個人レベルでライブ配信ができるサービスが出てきている昨今、いつかはこういう状況もおきることは予想していましたが、思いのほか早かったです。
MazudaLiveTVの例はほんの一部に過ぎず、やはり同時アクセスや品質をコミットした場合、事業者に依頼するという選択肢は残っていくという意見が大半と思います。私も同意見ですが、無料サービス以上の価値を見出せない有料サービスは淘汰されていくことになるでしょう。
そのときに価値となるのは機能や規模もさることながら、ユーザーとのコミュニケーションを設計できる演出部分が大きいのかも知れません。
iPod touchのWiFiがステルスモードのSSIDを認識させる方法
- 2007年10月15日 12:25 PM
- 未分類
iPod touchを手にして1週間経過したが、やはり私の場合、ポータブル動画プレイヤーとしての使い方がしっくりくるようだ。まあ、もともとそのつもりで買ったのだけど。携帯電話だとあまり動画を見る機に慣れなかったけど、iPod touchだと長編動画も苦にならない。touchがどれだけ普及するかはわからないけど、持ち出しで動画を見る視聴シーンは確実に定着していくと思う。
動画の件はそれくらいにしておいて、あまり期待していなかったSafariの操作性が非常に良く、WiFiのつながるところではtouchでネットを見ることが多くなった。livedoor ReaderなどはiPod touchに最適化されていて非常に快適。
そんな中、ステルス設定されているルーターへSSIDを入れても接続されない現象を発見。そもそもステルスは読み込まないのかとも思ったが、以前にiPhoneでは接続されていた。何でだろうと思っていたところ、社内の同僚が接続の方法を発見した模様。
設定→一般→言語環境→すべての設定を英語に設定
設定→一般→キーボード→各国のキーボード→英語に設定
上記を行ったうえでWiFi設定でSSIDを入力すると自動的に接続される。その後に言語設定を日本語に直しても接続は維持される。困っている人はお試しを。
徐々に広がっていくWiiのネット戦略
- 10:21 AM
- ネットサービス
Wii システムver 3.1:USBキーボードに対応、インターネットチャンネル強化 – Engadget Japanese
ソフトのヒット作があまり出ておらず、勢いがとまったと揶揄されているWiiだが、ネットに対する戦略は粛々と進めているようだ。
キーボードの対応自体は以前から示唆があったので、そう驚くことでもないが、Wii伝言板、つまりメールに貼ってあるURLリンクから直接ブラウザを立ち上げられることができるようになったことは特筆に価する。
以前だと各チャンネルの連携はされておらず、Webを見るにはインターネットチャンネルを開いてから視聴するしかなかった。メールがURLリンクに対応したところを見ると各チャンネルとWebの接続は当然、視野に入っていると思われる。特に期待したいのはバーチャルコンソールがリンクに対応することだ。商品情報をチャンネル内で完結するだけでなく、ネットへリンクを貼ることによってコンバージョンの増加を狙える。そして逆もまた然りで、インターネットチャンネルからバーチャルコンソールに誘導するこも考えられる。この機能を任天堂が握っているということはバーチャルコンソールへ誘導する機能をアフィリエイトとして配ることも可能であり、そうなると一気にWiiに最適化されたWebサイトが広がっていく。
まあ、任天堂としてはチャンネルをCPに提供していくことの方がプライオリティが高いのだろうが。
専門家という言葉に思う仕事に対する矜持
- 2007年10月9日 5:51 PM
- 所感
mixiのデザインのリニューアルに対するallaboutの「専門家」陣のツッコミがなんだかなあな件
別にmixi論争に首を突っ込むつもりはないけど、こういうことって実生活でよくあるよなあとこ思ったので書き留めておく。
要は「専門家」というやつを盲目的には信頼できないよねという話なんだが、以前からもこういうことは日常的にあった。
例えば家電売り場に行ってビデオカメラを選ぶ際に「Webにアップするのに最適なカメラって何ですか?」という、まあ普通の人とは違う質問を販売員にして、彼らはすべからく答えてくれるだろうか?答えられない販売員のほうが多い筈だ。彼らは担当する商品知識の要所は押さえているが、平均からかけ離れたニッチなニーズには対応する知識は持たない。だが、それでも知識が乏しい消費者にとっては彼らは紛れもない「専門家」である。
客である自分にとって当然、販売員は専門家でしかるべきで、自分の知りたいことを答えてくれない販売員には憤りを感じてしまうことだろう。「それでも専門家なのか?」と。
だが考えてみるとこうした矛盾は往々として見受けられる。
例えば私がいるWeb業界も日の浅さからか、その傾向が顕著で、自社のWebサービスは販売していても、PerlやPHPという言葉など、とんと知らないという人間は少なくない。保険や不動産のような業界でも同様に経験の少ない営業マンがマニュアルどおりに同じ商品を勧めている状況などは日常的に見られる。もちろん知識とスキルを身につけて真の専門家に昇華していく者もいるだろうが、悲しいことに大部分の人間はそうではない。つまり専門家にはおかれた状況上、そう呼ばれる人と相応しい知識とスキルを持つ人が存在する。そして、そのことは認識されているようであまり認識されていない。
言うまでもなく相応しいスキルを持っている専門家になろうと言いたいところだが、こと会社として、販売の効率を考えると余計な知識はむしろ邪魔で販売の専門化に徹してほしい場合もある。それは顧客に有益な専門家とは言い難い。
幸いながら今いる環境は後者を目指すことができる環境にある。青臭いことを言うようだが少なくとも私自身は顧客に有益な専門家になるべく努力したい。
ブログパーツでライブ配信
- 11:28 AM
- 未分類
news! au!!!! news!
auがブログパーツで記者発表を行うとのこと。
Ustreamが注目されているので必ずどこかでやるはずだと思っていた。実は私のチームでもほぼ同様の企画をいろんなところへ持ち込んでいたので、ちょっと口惜しい。やられた。
映像のライブ配信は時間が決まっている上に配信するページをうまく告知できず、結果的に期待したアクセスを下回るということがわりと多かった。だが、このやり方であれば上手くターゲッティングできるかもしれない。何より、企業とパーツを貼り付けたブロガー、そして視聴者とトライアングルコミュニケーションを構築できるところは面白い。即時性という意味でもネットの特性を上手く利用できるだろう。
リアルタイムでユーザーとのコミュニケーションを行う手法はいろいろ開発されていくだろうがその皮切りとして非常に注目。
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